カイロプラクティック院ゴンザ

前回の続き。

この時の患者さんには驚きと共に本当に乗り移ったと思った。

女性の患者さんで腰が痛いと言って来院された、いつものごとく問診して、
触診を始めた、すると胸のあたりに重苦しい物を感じ、違和感がある。
気に掛ける事なく腰の歪みをみて施術を始めた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すると重苦しいものが急に激痛に変わった。

患者さんの腰を治してやる事が出来ない位の痛さ、その場でうずくまり、
油汗が出てきた。

どうなったのか訳が分からない痛さと、息苦しさ。
患者さんがびっくりして「どうしたんですか？」と聞いてきた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　額に汗が流れ体も汗でじっとりしてきた。

患者さんの問に答えることも出来ず、ちょっと待って下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 少しの間座って痛みの落ち着くのを待った。

少しずつ息の重苦しさが取れて「スミマセン、急に胸が痛くなったものですから」
変な顔をして、心配そうに私を見た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回に続く