2010年04月23日
何故この道に( 車椅子から生還) 第六話
何故この道に
恩師の岡山先生は患者さんに対して、又何日の何時に来て下さい
とは絶対に言わない、『又痛くなったら来て下さい』 そんな所にも
患者さんに対する思いやりと、自然治癒力を大切にする先生でした。
その誰もが持っている自然治癒力を最大限に引き出してやる技術が、
我々カイロプラクターの仕事である。
例えばギックリ腰の患者さんなら、なんでそうなったのか、色々問診をして、
どこの骨がどうなっているかを触診で、100%間違いの無い様に見極めて
アジャストする。
ほとんど1回の技術でOK、後は患者さんの自然治癒力で殆ど治る。
出来る事ならなるべく何回も来て頂かない様に、早く治してあげる事がモットー
であると考えます。
その様な岡山先生の患者さんに対する気持ちを大切に、そのまま僕も受け継いで、
『又来て下さいとは言わない、ゴンザ』
しかし、この人はこのままほうっておいてはヤバイ、と思われる患者さんには、
(1年に数人)ほっといたらあまり良い方向には行かない、と言う事は有ります。
3年振りに来た、5年振りに来た、、10年振りに来た、と言う患者さんが凄く多い、
あの時は後凄く楽になった。
ゴンザを覚えていてくれた、忘れていなかった、そんな時は凄く嬉しいものです。
ゴンザの診察券を10年もサイフの中に入れてくれている人も珍しくありません。
患者さんとの信頼関係、コミュニケーションを今後も大切にして行きたいです。
そして僕が地獄の痛みを知っているから、なおさら患者さんの痛みがわかり、
地獄を味わったから・・・
今思うと良かったと思えます。
それが今すごくプラスになっている。
患者さんの気持ちになってカイロをする事が、信頼関係が生まれると信じて接してます。
岡山先生も又来て下さいとは言わないから貧乏だった。
私も又来て下さいとは言わないから貧乏。
それでも、1人でも多くの人が元気で働ければ、この仕事で良かった!
心の中は満たされます。
しかし 貧乏もつらいものです。
次回に続く
Posted by ゴンザ at 11:41│Comments(0)
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